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<<   作成日時 : 2007/03/27 10:05   >>

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あえて訳すならば、追憶の巨人
これは作者である寮 美千子そのものを表す言葉にも似ている
彼女の作品は、児童書でありながらも
大人になってしまった私たちの中の追憶をよびおこし、
その視点に引き戻してしまう力をもっているから

彼女の作品は、子供が読んでいてわかりやすい、
喜怒哀楽を呼ぶものでは決してない、と思う

むしろ、こんなふうになんでも出来そうなふりをして
もう本当はどこへもいけなくなってしまった私たちが、
あの言葉足らずで無力な時に知らず感じていた
何か得体の知れないはるかな想いや
論理的じゃなくて大人たちに笑い飛ばされたものを
もう一度、思い出させてくれる

時をこえる感覚、それも私たちが忘れてしまったものだ
絵本『星の魚』で魚たちが、果てしない時に遊び
そして限りある時間の中で再びめぐり合う
その広やかな時空を彼女は広げた

この作品でははるかな時をこえることを
人為的に時を止められた樹と少年の作品を通して
彼女は語る

星々のいきる時間
光のはしる速さ
どこかでおわっていくいのちのこと

子供のころの私たちは、自由なけれど繊細な心で
憧れていた わくわくしていた 痛んでいた
あの頃の方がずっと恐れなく、全てのものに近づけた
ずっと真実のちかくにいた
私たちは、このシェルターで何を守って終わっていくのだろう
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