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zoom RSS 聞こえる、朝。

<<   作成日時 : 2007/05/09 18:54   >>

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夢の中から、歌を持って帰ってくることがある
だいたいは、おぼろげなイメージ 旋律の欠片
でも、今回は違った

きっと、オーバードライブで心を壊したせいだ
もともと、感情と感覚で音楽を紡いでいる私は
心がおおきく振れたり、歪んだりしたときには
特に曲がうまれやすくなる。

連休中、一人で考え事ばかりしていたから
調和を大切にする外面を、放っておいてしまったのだろう

夢では、音楽は世界の響き、のように聞こえるのが普通だったけど
今回は、はっきりと歌っている人がみえた。
ちいさな、汚れた服をきた兄妹が、手をつないで歩いてくる。

I see up every morning 何の意味もない
ここにある存在のかたちを暴くだけの朝
あなたも何にもない いつもの過ぎ行く朝に
言葉をたくさんつめこんで 特別なものにしようとしてる

あなたに私の声が届くのなら 叫べるなら 呼んでみせてよ

私はそこにゆくのでしょう 腐った足でゆくでしょう
そこでわたしは死ぬでしょう あなたの代わりに死ぬのでしょう

少女は足がなく、兄は左腕がない。
メロディはとても明るくて、歌声は無邪気。
気がつけば、そこは死体の臓器を奪い合うスラム街で
子供たちはニコニコしながら、欠けた身体で歌う

I see up every morning 何の意味もない
剥がれかけの塗装を少しずつ暴きだす朝

あなたの望みが死ぬことならば 出来るのなら 呼んで見せてよ

底抜けに明るい歌声は、どんどん広がって大きな歌声の波になっていく

私はそこにゆくのでしょう 血を吐く傷口をぶら下げて
そこでわたしは死ぬでしょう あなたの代わりに死ぬのでしょう
私が私に望むのなら 頭をぶっ飛ばしてみせてあげる
わたしは必ず死ぬでしょう あなたの代わりに死ぬのでしょう

半月刀で首を切る中近東の民衆 ばらばらになった爆破死体
生きたまま、臓器を奪われる被害者と加害者
大切そうに抱きしめた犬を、屠殺して食べる一家
人々は、明るく歌いながら私を取り囲む

それは、国際政治学を学んでいた時に見た
カメラマンの映像のアーカイブの中の景色だ
私たちが目をそらしている現実 私の罪業を暴き出す現実

生きてるだけで罪深い でも死ぬことですら贖えない
人が猪を殺すように、人を殺している映像を何度も見た
生きながら、四肢を裂かれる対ベトナム兵養成用の映像も
それも現実の世界
それでも、生かされている私
死にたいと、つぶやく私の隣で、誰かが死んでいく気がした、朝

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