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zoom RSS ユグラシア、ゆらぐ世界

<<   作成日時 : 2007/07/25 19:57   >>

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ユグラシア、という名前が出来たのは実は今いるバンドが出来る遥か前。

私個人の意見としては、バンドはメンバーで出来ていくものだから、メンバーが揃った時に決めるのが、ベストだと思っていた。

けど、自分の中にある音楽をバンドでやると決めた時、メンバーを集める段階から、ユグラシアの名前とコンセプトを説明して、それに賛同してもらえるメンバーを集めた。

はじまりは、いつだって一人。
でも、人の数だけ、私がうみだした曲の種の芽の種類は現れる。

今日はそのはじまりのことば、ユグラシアについて。

ユグラシアのアルファベット綴りをみた時、一番最初に側にいたベースのゆりは
「ユグドラシル」
みたいだね。
と言った。

別の友人は
「イギー・ポップのコピバンでもするの?」
と真顔で聞いてきた。

どちらもまぁ外れ。でも大いにかすっている。

ユグラシアの本当のもとになったことばは、
「ゆらぐ」

私も世界もすべて、ゆらいでいる。
世界や時が螺旋か直線か進んでるのか、パラレルなのか、だれにもわからないけれど、絶えず動いて、ゆらいでいることだけは、確かなこと。

何もとどまりて久しくあるものはなくて。

そんなうつろいの中にある、そのうつろいの中で感じられる総てをうたにしたくて。

ゆらぐせかい

それをアルファベットにするときに、ふとイギーの名前を入れてみようかと考えたのは、まぁ事実。

そして、ユグドラシルと響きが似てることに気付いたのも。

山ばかりの田舎で育ったからか、私は、樹がとても好きだ。
『宇宙樹』なんて本にも書いてあるけれど、樹はいのちの原型のような存在だと、思っていた。
ただ、のびていきてゆく。いのちのサイクルを守り、終わりのわからない成長を続けていく。

イギリスで出会った友人が私の名前から付けたあだ名がash。
灰なんて、如何にも私らしいと笑うと、真剣に彼はashはトネリコの樹、世界樹なのだと言われた。

それを思い出した時、何かが確かに繋がった気がした。
中国の扶桑樹、トネリコの巨木ユグドラシル、エジプトのイチジク、メソポタミアのキスカヌの樹、シベリアの樺。

ユグドラシルの根は、三界に通じ、キスカヌの樹の枝は宙にも届き、星を実らせたという。

恵みは星、おちゆくいのち、それを受けて私たちはいきていく。

いのちのはかなさも、
うけつがれる意思も
めぐる哀しみや痛みも

総て、樹々の伝説はすでに内包していたのだ。

ユグラシア、なんども唇で確かめて、ふと、グラシアという言葉の響きに気をひかれた。

ありがとうのグラシァスや英語のグレイスに通じる言葉。優しさや慈しみのあたたかい人の気持ちのこもった言葉。

これしかない、と思った。そこから、ユグラシアはゆっくりと芽吹きはじめ、のびゆく。
ユグラシアの根は、ユグドラシルのように、バンドだけでなく、新たに二つの根を伸ばし、世界を広げて行っている。

やがて、実りのときがくるでしょう。

涙のように美しいうたをこぼし、それが誰かの胸で芽吹く種となるように。
それが、やがてここに満ちる哀しみを癒すような花となるような、
美しい歌を歌えるように。

星のように、こころのように

私たちの樹が育ってゆく。

ユグラシアは今日もゆらいでいる。

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